2022年12月に全12ステージを完売させ、来年の1月に続編も決定したノンストップ・スパイ・アクション・コメディ・ミュージカルを関西演劇祭ver.にアップデートした作品。
スパイ作品ならではのギミックと展開、さらに、歌あり・ダンスあり、笑いあり、アクションありのエンターテイメント作品だが、散りばめられた伏線が繋った時、一つのドラマが浮き上がる。
日本の犯罪史上、最も多く脱獄を行った明治の大悪党 “五寸釘寅吉(ごすんくぎとらきち)”
「義賊」と呼ばれた男の異様な半生を、KIMYOが奇天烈ファンクに描く。
不義と仁義を貫く魂の物語!
2018年、東京と名古屋で話題を呼び、佐藤佐吉演劇賞「優秀作品賞」「優秀主演女優賞」「優秀衣装賞」「優秀照明賞」「エントレ賞」を受賞。
大学生も半分を終えた僕らは、ゆったりと社会と向き合い始める。
そしてブチ当たってしまった『或る問題』。
でも僕らは『或る問題』が在ることを認知する事は出来るけど、明確な『解』なんて持ちようが無い。
そもそも分かんないし。
『或る問題』が在るなぁ、なんて思いながらホケーっとするので手一杯になっちゃうし。
だから、僕らは僕らなりの切実な『或る解釈』でそれらに立ち向かうしかないのである。
今作は、そんな僕らが自身の現在地を確かめ合う触れ合いを描く群像劇です。
"空き地に掘られた穴と、空を舞うブーケ。白と黒のチャペル。雲の上では忘れられた人々が、誰かに思い出されるのを待っている。「冠婚葬祭」それぞれをテーマにした4つの短編が織りなすコラージュ作品。生きてると誰しもが関わることがある「冠婚葬祭」という「お祭り」をインノートなりに紡ぎます。
舞台装置ゼロ。小道具なし。身体性の高さと想像力を武器にたった4人の役者が10役以上をこなします。
劇団初の大阪での公演。全力で駆け抜け、全身全霊で楽しみ切ります!"
「だから俺が犯人なんだよ!」
また幼馴染がバカなことを言い出した。
こんなバカに殺人なんて不可能だ。
そもそも夫が自殺したあの夜、コイツは私と一緒にいたんだから…
新進気鋭の若手団体・劇団FAXが、「真実は空想で塗り替えられるのか?」というテーマに挑戦する。2023年春に東京・京都で行ったツアー公演『追想せる住人』を新たな視点と設定からリブート版として再構築。自死遺族の心理的孤立という問題を背景に、文学とエンターテイメントを融合させた独自の会話劇を創作する。
才能がないわけじゃない。
売れたくて売れたくて売れたくてもがき足掻くピン芸人。そんな彼を心から慕う後輩芸人。心が折れかけたミュージシャン。
これは、そこいらによくあるサクセスストーリーではありません。
それでも進んでいくしかない人生は、どこかで誰かの人生とほんの少しだけ交わっていく。
それぞれが背負うもの、夢と現実、挫折に妥協。
そしてその先に待つ各々の行く末に、希望はあるのか。
ピン芸人であるバイク川崎バイクが赤裸々に描く、芸人のリアルすぎる苦悩のストーリー。
それは、きっとみなさんにも、そこいらによくあるありふれた話。なのかもしれない。
手違いから劇団わだかまりのワークショップに参加した若い役者の田邊は、半ば強引に関西演劇祭参加メンバーに選ばれてしまう。
先輩劇団員たちは、Vシネ役者、芸人あがり、大衆演劇出身者、新劇の落ちこぼれ俳優、引き籠りなど濃ゆいメンバーばかり。
揉めたり衝突したりしながらも、脚本演出家の伴を中心に試行錯誤を繰り返し、全員でなんとか舞台を作り上げた。
そして、演劇祭本番当日。
演劇祭の舞台上で明らかになる衝撃の真実とは―――――――
PandAが仕掛ける演劇空間をご共有下さい。
中老と呼ばれる三人が、その名の通り老人を演じることで作品にリアリティをもたせます。が、一瞬にして若者に変わったりと、現在と過去の転換を楽しんでいただきたいです。作品の中盤で、よく分からないトランプゲームが出てきますが、最近のMousePiece-reeの作品にいつも出てくるこのトランプゲームも見所の一つです。独特の笑いの部分も多々出てきます。それこそがMousePiece-reeの目指す世界観であり、誰にでも分かりやすいストーリー、ベタな展開、後に何も残らないけど演劇って楽しいものなんだと思っていただけたら幸いです。何も気負わず、ただただ頭を空っぽにして楽しんでください。
「高校演劇は、泥臭くてかっこいい。」
関西のイキのいいBOYS7名で、それを伝えたいと思います。
無名劇団の母体となる大阪の演劇部の、2007年全国大会準優勝作で、テアトロ新人戯曲賞佳作受賞作。
令和の時代にリメイク上演。
≪あらすじ≫
卒業旅行でグランドキャニオンを目指す高校生5人組。幌馬車ツアーを楽しむ最中、ひとりが口走った「あけど一ふ」という言葉で全員が途中下車するハメに。
野宿を余儀なくされる夜、交錯するそれぞれの思い。優しさとユーモアと熱さに溢れる青春物語。
本作品は、タイトルにもある通り、ヒーローのお話です。正確には、大人のくせにヒーローに憧れている男の物語です。多くの男の子が、一度は熱中するヒーローごっこ…。自然とその遊びをやらなくなってしまうのは、世界征服を企む悪の組織なんて存在しないという「現実」や、特別な力なんて手に入るわけがないという「現実」に気づいてしまうからかもしれません。そんな夢のない「現実」に苦しむダサい大人の葛藤を、音響・照明・映像を駆使したド派手なスタッフワークと、コメディタッチの軽やかな役者の演技で表現します。たくさん笑って、ちょっぴり切ない…そんな密度の濃い時間を過ごしていただけるはずです!